処遇改善の取り組み

当会の行う処遇改善への取り組みをご紹介いたします。

算定する加算の区分

〇福祉・介護職員処遇改善加算Ⅰ

賃金改善を行う賃金項目及び方法

〇基本給の昇給

〇賞与の増額

〇各種手当の新設・児童発達管理責任者手当・主任手当・資格手当(社会福祉士、臨床心理士、保育士、教員免許)・育児手当・住宅手当・家族手当・世話人手当・宿直手当・夜勤手当・通勤手当

キャリアパス要件について

キャリアパス要件Ⅰ

〇福祉・介護職員の任用の際における職位、職責又は職務内容等に応じた任用等の要件を定めている

〇職位、職責又は職務内容等に応じた賃金体系について定めている。

〇上記について就業規則等の明確な根拠規定を書面で整備し、全ての福祉・介護職員に周知している。

キャリアパス要件Ⅱ

〇福祉・介護職員との意見交換を踏まえた資質向上のための目標自らの療育技術向上のための自己研鑽の機会提供、最新の情報提供と共有のための相互研修実施、意見交換のためのミーティングと外部スーパーバイズ(服巻智子先生、諏訪利明先生、小田桐早苗先生、澤月子先生ほか)の実施

〇実現のための具体的な取り組み資質向上のための計画に沿って、研修機会の提供または技術指導などを実施するとともに、福祉・介護職員の能力評価を行う。(取り組みの内容)希望する職員には、臨床発達心理士やPECS、TEACCH、ESDM、CAREなどの研修参加、資格取得のための支援を行っている。資格取得のための支援の実施(取り組みの内容)該当勤務年数、レベルに達したものは児童発達支援管理者研修を受講させている。

キャリアパス要件Ⅲ

〇福祉・介護職員について、経験若しくは資格等に応じて昇給する仕組み又は一定の基準に基づき定期に昇給を判定する仕組みを設けている。

〇上記の内容について就業規則等の明確な根拠規定を書面で整備し、全ての福祉・介護職員に周知している。

職場環境等要件について

資質の向上

〇働きながら介護福祉士等の資格取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い支援技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引研修、強度行動障害支援者養成研修、サービス提供責任者研修中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援(研修受講時の他の福祉・介護職員の負担を軽減するための代替職員確保を含む)

〇研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動労働環境・処遇の改善〇子育てとの両立を目指す者のための育児休業制度等の充実、事業所内保育施設の整備

〇ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の福祉・介護職員の気づきを踏まえた勤務環境や支援内容の改善〇事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成による責任の所在の明確化

〇健康診断・こころの健康等の健康管理面の強化、職員休憩室・分煙スペース等の整備その他

〇障害福祉サービス等情報公表制度の活用による経営・人材育成理念の見える化〇中途採用者(他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等)に特化した人事制度の確立(勤務シフトの配慮、短時間正規職員制度の導入等))

〇非正規職員から正規職員への転換

〇職員の増員による業務負担の軽減

算定する加算の区分

〇福祉・介護職員等特定処遇改善加算ⅠおよびⅡ

経験・技能のある障害福祉人材の考え方児童発達支援事業所、放課後等デイサービス事業所において、発達障害児について障害特性を理解し、その指導技術を習得して、適切な個別指導計画を作成できる技量を持ち、他の職員を指導できるようになった者のうち、児童発達支援管理責任者研修を修了した者を、(A)経験・技能のある障害福祉人材グループとする。

賃金改善を行う職員の範囲経験・技能のある障害福祉人材具体的な取り組み内容令和元年10月より、(A)の児童発達支援管理者グループに対し、児発管(児童発達支援管理者)手当を月8万円に増額して支給している。